- もう何ヶ月もセックスしてない…
- 拒否されて女としての魅力がないのかと自信喪失中…
- そもそもセックスの頻度ってどれくらいが普通なの?
今は日本のカップルの2組に1組はセックスレスと言われていて、深刻な問題です。
ましてや、勇気を出して誘ったのに断られたときの絶望感……もう心はボロボロ。
自分自身を否定されたような気持になり、自信がなくなります。
そんなときに周りの人たちのセックスの頻度を聞いちゃうとさらに落ち込むよね…
「自分たちは普通じゃないんだ…」「自分に魅力がないからいけないんだ」と負のループ。
しかし、パートナーも何かで悩んでいる可能性があります。
お互いが悪い方向に進まないためにも、拒否されてしまった女性が今後どのような考え方をすればいいのか、どう行動していくといいかをお話しします。
20代前半で年子を出産してそこからレス。話し合いもしたけど、散々断られたよ。でもお互いのペースを尊重したら、出会ってから20年以上経った今も夫とは仲良し♪
話し合いをして、落ち込んで、ケンカもして、離婚を考えたことも1度や2度じゃありません。
そんな私でも、「自分のご機嫌を自分で取りながら」今でも仲良く夫婦生活を継続しています。
当時辛かった経験と、そこから自分を労れるようになるまでの経過や考え方が参考になれば幸いです。
パートナー(彼氏・旦那)の性欲がない!?セックスレスの定義とは
セックスレスとは一体どれだけの期間が空くことを指すのでしょうか。
定義や今の日本の現状を解説します。
健康な状態で1ヶ月以上性交渉がないとセックスレス
特別な事情がないのにも関わず、カップルの合意した性交あるいはセクシャルコンタクトが1ヶ月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合を指す。(日本性科学会)
病気やケガなどの特別な事情もなく、いたって健康な状態なのにもかかわらず、パートナーとの体のふれあいが1ヶ月以上ない状態がセックスレスとなります(法的な定義ではない)。
挿入だけがセックスではない!?スキンシップも含まれる
先ほどお伝えしたセックスレスの定義の中の「セクシャルコンタクト」とは、キス・ペッティング・裸でのベッドインなども含まれます。
挿入はないけど、しっかり体の触れ合いがある場合はセックスレスとは言いません。
ちゃんとイチャイチャできてる場合はセックスレスじゃないから安心して!
「挿入=セックス」だと思い込んでいる人が多いため、挿入を伴う体のふれあいがないと「レスなんじゃないか…」と悩んでしまうんですね。
2組に1組はレス!日本人のセックスレスの割合は50%以上
日本は今やセックスレス大国とも言われています。
個人の性について踏み込んだ本音を調査するジェクス ジャパンセックスサーベイ2020の調査では、婚姻関係にあるカップルのセックスレスは51.9%という結果に。
悩んでるのは自分だけじゃないから一人でふさぎこまないでね!
経済活動が盛んで、労働時間が長いことや共働きが多いこと、また自分の性についてを隠す傾向にあるという国民性も深く関わっています。
誘いを断られても「自分に魅力がない」と思わなくていい
勇気を振り絞り、意を決して誘ったのに断られた…という話はよく耳にします。
私もその一人!マジで凹むよね…
しかし断られても、あなたに魅力がないわけではありません。断られた時の考え方をお話します。
自分自身が拒否されたのではないことを理解する
拒否は自分への拒否ではなく、その時の気分や状況によるものです。「行為ができない」のであって、「君とは無理」ということではありません。
私も夫にそう言われたよ。毎日仕事で疲れてとにかく寝たいんだって。
日本人は労働時間が長く、肉体的・精神的疲労が蓄積され過ぎていて、しっかり休めていません。
セックスは、もちろん快楽も得られますが、かなりの運動量でもあります。
例えば、疲れてるときに「ジョギングしてから50mダッシュ10本!」と言われたら「いや、マジで勘弁してよ…」となりませんか?
なので、「今は(肉体的or精神的に)できない」んだということを理解しましょう。
セックスの拒否と自分自身への拒否を混同しない
セックスを断られたからといって、自分に魅力がないわけではありません。
セックスと自分の価値は別々に考えましょう。
自分を拒否されたと勝手に思い込んで、イライラしたり暗い顔してる方が「これから自分を拒否される原因」になっちゃう!
魅力があるから「一緒にいる」のです。
あなた自身も、パートナーと「セックスをするためだけ」に一緒にいるわけではないですよね。
「今(now)セックスをすること」が難しいだけで、「この先(future)あなたと共に過ごすこと」を拒否されているわけではないことをしっかり心に刻んでおきましょう。
ペースは人それぞれ!世間の常識に左右されない
セックスの頻度に世間の基準はありません。お互いが納得のいくペースを見つけることが大切です。
ましてや、「元パートナーとはどのくらいのペースだったのに…」などと比較してはいけません。
その時と今は全く同じ状況ではないし、心地よいペースはカップルごとに異なります。
なんでも比較ってしがちだけど、他人と比較しても良いことって1個もないよね
もし誰かと比較してしまいそうになったら、レスになる前のパートナーと触れ合いがあった時期と比較しましょう。
会話の量やふれあいの数、自分が笑顔で過ごしていた時間など、振り返ることによってセックスよりも先に改善できる部分が見つかる可能性があります。
男性は女性が思うよりもナイーブな生き物
たくましく、頼りがいがある方が男らしいと感じる人が多いと思います。
男性もまた、そんなイメージ像を持たれていることがわかっているため、自分の弱い部分と常に戦っているかもしれません。
男性もナイーブで傷つきやすいということを理解しておきましょう。
「仕事で疲れている」には3パターンあり
パートナーが「仕事で疲れているから…」と誘いを断る理由は3パターン考えられます。
- 肉体的な疲れ
- 精神的な疲れ
- 承認欲求が満たされない疲れ
これは女性でも感じる疲れですね。
しかし「仕事」に関しては、いまだに「稼がないと一人前の男じゃない」という風潮も根強いため、プレッシャーを感じている男性が多いように感じます。
長時間労働、職場の人間関係、成果が出ないことによる自分の存在価値が認められないとか、いろいろあるよね……
男性は仕事で疲れていることを人に話すのをためらう傾向にあります。疲れていて元気がないようなら、優しく声をかけて話を聞いてあげるのもいいでしょう。
男性も女性と同じように自信喪失している可能性あり
誘いを断られると「言わなきゃよかった…」という後悔とともに自信喪失します。
しかし、パートナーも何か悩みを抱えている可能性が考えられます。今は、忙しすぎる生活から心因性EDで悩む男性がたくさんいるようです。
相談しにくい悩みを抱えている状態で、パートナーも友人や職場の同僚との会話から自分と比較してしまい、自信喪失しているというケースも。
パートナーも世間の常識に左右されてる可能性はある!だって同じ人間だもん!
悩んでいるときは「なんで自分ばっかり…」と思ってしまいがちですが、自分が悩んでいる時は、案外パートナーも何かに悩んでいることもあります。
自分たち夫婦(カップル)を少し俯瞰して見てみるといいですね。
男性は常に性欲旺盛というイメージを捨てる
「男性は子孫を残すための本能として性欲が旺盛」と思い込んでいる人がまだ多いように感じます。
遠い昔は、今のように経済が発達していなかったため、シンプルな3大欲求(食欲、睡眠欲、性欲)を満たす生活でした。
現代はとにかく仕事に追われ、疲労がたまり、ストレスを発散させる機会も少なく疲労困憊です。
そのため、生きるための食欲や体を休ませるための睡眠欲が優位に立ち、性欲は後回しになりがち。
それに今はたくさんの楽しい「コトやもの」にあふれてるから、趣味とかに時間を使いたいって人も多いよね
現在は、生活様式も変わってきて、性欲旺盛な男性ばかりではないということを理解しておくといいですね。
セックスレスについての話し合いが実は危険な3つの理由
私も散々話し合いをして、そのたび砕け散ってきたよ~。もうあんな思いをするのはこりごり…
もちろん話し合いは大切ですが、危険な側面もあります。実際、話し合いを続けてボロボロになった体験をお話します。
真正面からの話し合いは後から後悔することがほとんど
もちろんパートナーが大好きです。だから触れ合いたいし、求められたいし、求めます。
人と人が理解しあうには対話が重要。当時の私は、解決させたいのでとにかく「話すしかない」と思い込んでいました。
最初は「解決させてまた新鮮で潤いのある2人に!」と意気込むのですが、話し合いを重ねることで増えるのは後悔ばかり。
明るい解決方法なんてビックリするくらい出てこない!話すたびにお葬式のような雰囲気だったよ…
私の場合、夫は責められている気持ちになったと言っていました。
「好きだし別れる気もない。2人の生活を守るために仕事してきてるのに、帰ったら責められる」という感じ方だったそうです。
話し合いが不毛に終わった後も、責められていると夫に言われたときも、「言わなきゃよかった」という後悔しかありませんでした。
話し合いのたびにお互いが疲弊していく
それでも、何かを解決させるには話し合うことが一番だと信じて疑わなかった若かりしあの頃…。
「時間が解決する」と思えず、タイミングを見ては話し合っていましたが、お互いの疲労が表情に出て、とても良くない状態でした。
私は「嫌だけど話し合わないと…」と思っていて、夫は「またあの話?」ってお互いため息ばっかりだったよ
疲弊していくと、自分の仕事も手に付かなければ、家事もはかどらない。ご飯もおいしく感じられないし、何よりお互いの疲れが目に見えてわかるという悲惨な状態。
精神衛生上よくない状態が続きました。
お互いの自己肯定感が下がりマイナス思考に陥る
話し合いのたびに疲弊して、後悔を繰り返していると、どんどん自己肯定感が下がりました。
- どうせ私なんか……
- 私の存在価値って何?
- 友達の所はうまくいってるのに…
と、マイナス思考のオンパレード。
後から聞いた話ですが、夫も「こんな話を妻から何度もされて、自分は情けない」と思っていたそうです。
お互いマイナス思考になり表情も暗く、悪循環に陥っていました。
離婚することとか、浮気することとか、でも子どもがいるし我慢しなきゃとか、ずっと頭の中でぐるぐるしてたよ
話し合いはもちろん大切ですが、マイナス思考に陥っていると、口から出てくる単語が鋭いものだったり、人を傷付けやすい言葉だったり、負の単語だったりすることが多くあります。
その状態で話し合うのは危険だということを知っておいてください。
人は人、自分は自分!焦らないことが二人にとって一番大切
何度も出てきますが、やはり周りの人たちが気になってしまうものです。
隣の芝生はやはり青く見えるんですよね。
- (普通なんてないのに)普通はどれくらいなんだろう?
- 友達はうまくやってるのに…
- 自分たちだけが変なのかな…
と、ぐるぐる考えてしまいます。
けれど、うまくいっているように見える周りのカップルも、実は大きな悩みにぶつかっているかもしれません。
一方で、こんなに悩んでいる自分たちのことを、表面だけを見てうらやましいと感じている人もいたりします。
「今、この状況の自分たち」に最適なペースや考え方は、どのカップルもみんな違います。
人と比較しても何もいいことないよ。「じゃあ、あいつと付き合えば?」なんて言われちゃったりするから危険だよ!
パートナーも言わないだけで、さまざまなことに悩んでいる可能性もあります。
自分たちのペースや考え方をすり合わせるための話し合いはいいですが、他のカップルや夫婦の話をするのは絶対にやめましょう。人は人、自分は自分です。
何ごとも焦りは禁物!慌てて口から出た言葉は鋭利なナイフになるからね
自分もパートナーも傷付けるような汚い言葉が出そうなときは、「自分たちは自分たち」と唱えながら深呼吸をしてグッとこらえましょう。
女として自信を取り戻すための具体的な5つの方法
とはいえ、女としての自信がなくなってくると、2人の今後が楽しくありません。
人としても自信がなくなるので、仕事や人間関係などもスムーズに進まなくなります。
実際私が取り組んでみたことを紹介するので、自信を取り戻すために1つ1つできそうなことからチャレンジしていきましょう。
自分自身を見つめ直す
ありきたりだけど「自分の長所と魅力」を再確認しよう
長所と短所ではありません。長所と魅力です。
自信を取り戻すためなので、短所は高い棚の上にでも閉まっちゃいましょう!短所に目を向けるとさらに自信を無くすので逆効果です。
苦手を克服するより得意を伸ばす方に時間を使った方がいいよ
長所や魅力、得意なことが思い浮かばないときは、パートナーに褒められたことを思い出して、その部分を伸ばすのも効果的です。
パートナーと過ごせる環境に感謝する
これに気付くのに時間がかかった自分が情けないよ…
レスの話し合いをしようと思えるほど、パートナーは自分にとって大切な存在です。
まずは、ちょっと慣れてしまった二人の関係を振り返り、「今一緒に過ごせていること」に感謝してみましょう。
自分の至らない部分も受け止めてくれたり、たわいもないことで笑いあったり、パートナーの素敵な部分に目を向けたり、できることが必ずあります。
一緒に過ごせることそのものに感謝してみると見えてくる景色も変わってきます。
良い彼女・良き妻・良き母であろうと頑張りすぎない
完璧を求めちゃダメなんだよね。ゆるく楽しく過ごすことを心がけよう!
そもそも「良い」ってどんな基準?誰の基準?という話です。
自分で自分を追いつめている可能性があるので、頑張りすぎないようにしましょう。
また、完璧な女性を貫こうとすると、パートナーにも「自分もそうしなきゃ」「こんな自分は彼女には釣り合わない」などとマイナスに働く可能性もあり、とても危険です。
「ゆるく=だらしなく」ではなく「ゆるく=心の余裕がある状態」で過ごすようにしましょう。
自分を魅力的に見せる「魅せ方」を知る
自分を魅力的に見せるには、やはり自分に自信を持つことが必要です。
- 鏡を見て自分の外見を観察する
- 友人や家族に自分の良い所を聞いてみる
- 自分磨きのための習い事をする
- 新しいことにチャレンジする
- 自分をほめる習慣を付ける
こういったことをコツコツ続けていると、笑顔が増えたり、話し方が変化してきたり、ポジティブな言葉が増えるようになります。
私が明るくしてると、夫も笑顔。言い合いがなくなってスキンシップも増えたよ。人は変えられないけど、自分が変わると周りの人も変わるんだって実感!
心が前向きだと、自然と笑顔も増えて身体的な姿勢も整い、心の姿勢も整います。
そうすると、どうやら触れたくなるようです(笑)。それは「魅せ方」がきっとうまくいっていたという証拠!
今すぐにサッと解決できることではないですが、悩んで暗い顔をしているより有意義な時間に間違いありません。
自信を取り戻すためのセルフケア方法を知る
セルフケアというと、マッサージやエステ、アロマなど身体的にリラックスできるものや、ヨガや筋トレなどで体を整えるものがあります。
また、おいしい食事をとったり、友人と会話を楽しんだり、たっぷり睡眠をとったりするのもおすすめ。
自分にとって心地よいケア方法を知っていると「自分を労われる」ことに繋がります。
ここで私はどれもハマらなくて、セルフプレジャーについて調べてみたんだよね
マッサージやエステは金銭的に続けることが難しく、続けられないストレスが追加。
ヨガや筋トレもやってみたけど楽しくない。毎回おいしい物ばかり食べられないし、食べ続けたら太って自己嫌悪。
セルフプレジャーだったら、気持ちよくなれてぐっすり眠れるし、太る心配もないし、時間もかからない!
ということで、私のセルフケア方法の一つにセルフプレジャーはごく普通のことになりました。
セルフプレジャーがセックスレス解消になる理由
セルフプレジャーは、心と身体のバランスを保つためにも効果のあるセルフケア方法です。
セルフケアができている女性は、自分の良い面を伸ばし、悪い面を受け止めて上手に処理できるように自然となっている印象です。
結果としてセックスレス解消に繋がる側面もあるので解説していきます。
オーガズムで幸せホルモンのセロトニンが分泌
オーガズムを体験することにより、幸せホルモンと言われているセロトニンが分泌されます。
セロトニンは脳の興奮を抑え、心身をリラックスさせる効果があり、不足するとイライラや不安、恐怖などを感じ、ストレスを感じやすくなります。
性的興奮を感じると分泌されるオキシトシンはセロトニンの分泌を促進するの。睡眠に重要なメラトニンもセロトニンから作られるよ!
幸せホルモンと呼ばれるオキシトシン・セロトニンが分泌されると副交感神経が優位になりリラックスした気分を得られます。
なのでセックスはもちろん心身のバランスを取るためにも必要ですが、「相手」が必要。
セルフプレジャーなら相手がどうとか、タイミングがどうとか余計なことは考えずに「ご自愛」が可能になります。
ポジティブに考えられるようになり笑顔が増える
自分で自分を整えられてる感じがして、調子がいいよ!
私は自他共に認める「スーパーネガティブ」アラフォー主婦です。
うじうじうじうじ、ずーーーっと同じことで悩むことも多々。自分で自分を追いつめるのが日常でした。
今もそこから完全に抜け出せたか?と聞かれたら100%大丈夫!とは言えませんが、こうやってレスなどで悩んでいる方に発信できるまでには成長しています。
実際うじうじする回数が減ったら夫から誘われた!
元気で調子がよさそうに見えたそうです。
2人だけで過ごせる時間が増えたのもありますが、ことごとく誘って断られ、話し合いをするたびに険悪なムードになり…というのを繰り返した過去を思うと奇跡です。
艶っぽさが増し逆に誘われるようになる
レスで悩んでイライラして顔がこわばっている時より、セルフプレジャーを取り入れてからの方がすこぶる調子がいいです。
笑顔で夫との会話を楽しむことも増え、自然体で愛嬌のある艶っぽさを出せたのかも?なんて思えるようになりました。
普段の会話や行動にもトゲトゲした感じがないから、超仲良しだよ♪
例えば、イライラしてドアをバタン!と閉めるより、微笑んでやさしく閉める方が人としての品があります。
誰も不快な気持ちにならないし、なにより家の中が平和!それに品のある女性って艶っぽいなと感じませんか?
普段の自分の行動が変わると相手の自分への接し方も変わってくるので、誘われる可能性も上がります。
自分の体のことを理解できるようになる
意外と自分の体のことって、理解できていない部分が多くあると感じています。
- 自分の体に触れることで、今まで知らなった初めての感覚が生まれる
- どのタイミングでどのように感じるかを学ぶことができる
- 自分の体の反応や敏感なポイントがわかるようになる
- 自分の体のリズムや特徴を知り、快感を得るコツが掴める
- オーガズム到達のための方法が体感的に理解できる
実際、久しぶりに夫と触れあえたとき「こうしてくれると嬉しいな」と自然に伝えることができました(もちろん恥ずかしかったけど)。
前だったらそんなこと言えなかった!伝えた後の夫の反応もよかったよ。
パートナーとの理解を深めるためにも、まずは自分の体を理解することが大切です。
自分で自分を労われるようになる
セルフプレジャーも、コツを掴むとオーガズムを得るのが上手になります。
自己満足できるので、ストレスが発散されリラックスした状態になれるんです。
自分の体をちゃんと自分でコントロールして、大切にしてあげようって思えるようになるよ
パートナーに自分を大切にして欲しい!と思う前に、まずは自分で自分を大切にしましょう。
初めてのセルフプレジャーにおすすめなのは?
自分のご機嫌を自分でとる方法の一つとして取り入れたいのがセルフプレジャー。
まずは自分の手で、体の色々な場所を優しくなぞってみて、気持ちいい箇所を探してください。
いきなりデリケートな部分に触れるのではなく、腕や太もも、鼠径部などから始めて、徐々にクリトリスや乳首など膣挿入以外の性感帯に触れるのがおすすめです。
まずは手や指で自然な快感を体験するといいよ
リラックスできる空間を作り、緊張せずに始めましょう。気持ちが高まってきたら、触れたいと思う部分にどんどん触れてそのまま楽しめばOK!
感じ方はその日の体調や気分に左右されることもあるので、初めの1回でドンピシャで気持ちいい部分を見つけられるものでもありません。
焦らずゆっくり試しましょう。
とはいえ、女性にとってのセルフプレジャーはハードルが高いよね…
それは日本の風潮のせいでもあります。
- 女性の性的欲求自体がタブー視されがちな社会通念がある
- 「良い女性」は性的な存在であってはいけないという古い固定観念が根強い
- 男性中心主義的な意識があり、女性のセクシャリティは二の次になっている
- 性教育がしっかりできておらず、セルフプレジャーに対する知識不足
- アダルト商品などへの規制が強いため、オープンな情報が不足
このような背景が、女性のセルフプレジャーは「してはいけないこと」「はしたないこと」と意識付けされていると感じます。
「男はオナニーするのが普通」と一般常識化しているのに、女性は「はしたない」って言われる……教育と知識が足りていないせいだよね
実際私も、はしたないしやってはいけないことだと思っていました。
けれど、セルフプレジャーは一人で行うもので誰にも迷惑をかけていないし、ましてや浮気や不倫をするわけでもないから傷付く人もいない!
何も悪いことではなく、実際は心と身体のバランスを自分で整えられる手軽なおすすめの方法なんです。
なので、まずはリラックスした環境で手と指を使って自分の体をなぞり、気持ちいい部分を見つけるところから始めましょう。
だんだん慣れてきて、手や指では物足りない・疲れてきちゃうって感じたらラブグッズを考えてみて♪
自分の手や指では得られない快感も味わえて、なにより自分の手が疲れない!私にとって今では手放せないアイテムとなっています。
- 見た目がかわいいもの
- 美顔器やマッサージアイテムにしか見えないもの
- 肌触りや質感がやわらかくて抵抗や嫌悪感を感じにくいもの
など、工夫を凝らしたアイテムが盛りだくさん。
まず、初心者におすすめなのはローターや吸引タイプです。詳しい種類は別の記事で紹介しているので参考にしてください。
まとめ:自信喪失しなくていい!自分たちのペースを大切に!
勇気を出してパートナーを誘ったのに断られたらとても傷付きますよね。
想像以上に悲しく、自信を無くしてしまう人も多いと思います。もちろん私もそうでした。
断られた瞬間は自信喪失っていうか、絶望に近い……
- 肉体的に疲れている
- 精神的に疲れている
- 承認欲求が満たされない疲れや悩みがある
仕事の疲労やプレッシャー、自分の容姿等の悩みなど、女性と同じように男性も抱えている悩みはたくさんあるはずです。
断るときは、お互いの気分や体調のズレが原因のことが多く、決して「あなた自身を拒否」しているわけではありません。
今(もしくは今日)はセックスという「行為が無理」なのであって「あなた自信が無理」ということではないんです。
自分の価値が下がったように感じてしまいますが、一切下がっていません。大丈夫です。
そんなときに、SNSの情報や世間の常識と比較してさらに落ち込んだりしちゃダメ!回数や内容は他人と比較するものではないからね
毎日数分のスキンシップで満たされる人たちもいれば、月1回の濃密な時間で満足する人たちもいます。
セックスの頻度に基準などありません。パートナーの気持ちに寄り添いながら自分たちのペースを見つけることが大切。
悲しくなるだけの周りと比較する時間があるなら、自分を労わる時間に使う方が心も体も健全です。
自分磨きのひとつとして、セルフプレジャーを取り入れるって選択肢はとっても前向きなことだよ♪
自分の心と体が整うと、自然と元気になり笑顔も増えます。もちろん自信も戻ってきます。
そんなあなたを近くで見ているパートナーにも、おのずと変化が現れること間違いなし。
お互いがお互いにとって価値ある特別な存在だと再認識し、寄り添いながら二人の時間を育んでいきましょう。
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